はじめての方はこちらをどうぞ

いよいよ梅雨入りしましたね。
日々、幼稚園児を連れての自転車生活なので、最近の私は、雨雲ズームレーダーとにらめっこしています。
車を運転しなくなってから、自転車用の合羽も購入してみたのですが、何も考えずに大好きなネイビーを選んでしまい、何だか市場のおじさんみたいな自分の姿に、テンションが下がります。どピンクにしときゃよかったぜ。

さて

梅雨入り前の週末、心氏の小学校で運動会がありました。

ジージやバーバを呼んで、今年もみんなで応援してやりたかったのですが、今年転入してきた小学校の校庭は狭く、観戦も大変だと聞いていたので、今回は家族だけでこじんまり。

お弁当も親子別々なので
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心氏リクエストのカツ丼をこさえて、終了。何だか地味なイベントになりました。
それに、もう彼の人生で8回目の運動会ですから。
まぁ、ちょっと、私達も新鮮みがないと言いますか(笑)。そして、応援団にも、リレーの選手にもなってないので、出番も少なめな心氏なのです。

数少ない出番のうち、まずは旗振りの演技。
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うん、相変わらずの、一番前。親孝行なポジションです。
組体操のような迫力もないし、低学年のようなかわいらしさもない5年生(笑)。あ組体操は6年生もやらない学校ですけども。

それでも、
やっぱりドキドキしちゃうのが
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徒競争。

この瞬間の胸の鼓動は、自分がスタートラインに立っていたあの頃をゆうに越えているように感じます。

思えば

観戦している保護者に笑顔をふりまき、パレードのごとく徒競争を走っていた人生初めての徒競争。
つんのめって、派手に転んだ低学年の徒競争。
奇しくも初恋のあの子と同じスタートラインに立った中学年の徒競争。
ジージが送ってくれたDVDで走り方を頭で勉強してから挑んだ去年の徒競争。

いつも
いつも

心氏の結果はビリでした。

それでも

毎年、毎年、母はこの瞬間、神様と、そして死んだおじいちゃんとおばあちゃんに、どうか、どうか、心のことをお願いします、と手を合わせています。

それでも何の結果も出ない運動会なのですが(笑)。

あぁ、最後まで走らせてくれてありがとう。
あぁ、闘争心を抱かせてくれてありがとう。
あぁ、初恋のあの子に負けても明るい心のままでありがとう。
あぁ、きれいなフォームにしてくれてありがう。

彼のそれなりの成長を見つけては、神様もおじいちゃんもおばあちゃんも決して見放したわけではないんだと、自分に言い聞かせています。

でも、今年の母は違いました。

最近、ちょっとキラキラとしている心氏が自分で自分の殻を破るのではないかと心から思えたのです。
この徒競争を機に、きっと何かが変わるに違いないと私を信じさせてくれたのです。

だから、今回だけは、母は神頼みをせずに、見守りました。

そしたら
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なんと!
まさかの1位で心氏がコーナーをまわってくるじゃないですか!!!!!!!!!!

キャーうそでしょー。
ここで私は咄嗟にこう思いました。

こんなことって…こんなことって…。嘘でしょ…。この後、私達家族に、きっととんでもない不運が訪れるにちがいない…。恐ろしい…。恐ろしすぎる…。きゃぁぁぁ。

だから
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ゴールの直前で抜かれて2位になってしまった時、ちょっとホッとした気持ちが悔しい気持ちに勝ってしまった(´∀`;)。すまん、心氏。

でも、2位です。
万年ビリの心が2位でした。
…泣きました、母は。

きっと、心氏の何かが変わりはじめているんだ、そう確信した徒競争でした。


いよいよ
最後の競技は
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棒引き。

中央に、棒と縄がいくつか置いてあって、スタートの合図で奪い合いに行くという競技です。
赤、白、それぞれが自分の陣地に引き込んだ分だけ得点になります。

派手さはないのだけれど、ある意味頭脳戦で、そして、ヘタすると相手の陣地に引きずり込まれるため流血ものの激しい競技でもあります。

運よくすんなりと奪えればいいのですが、すでに相手陣地へ寄ってしまった棒を、奪い返しに行くのか、それとも諦めて手がたい他の棒を奪いに行くのか、得点につなげるには、一人一人の咄嗟の判断が重要です。

が…

とりあえず運よく奪い取れた心氏
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振り返って大きくガッツポーズ。オイ。あんたのそういうとこ嫌いじゃないけども。クラスの女子なら間違いなくイラッとしてたわ。おバカよね、ほんと。

にもかかわらず、男子第一回戦は、心氏の赤組の勝利。ホッ。

続いて第二回戦…

ってところで、なんと心氏を見失ってしまい(T_T)。

本当に探し出せないまま、終わってしまった。

うそでしょ?
ついに見えなくなるほど、身長差が出てきてしまったのか。

でも、別の場所、近距離でカメラを構えてた主人と合流するも、やはり心氏を見つけられなかったと。

????

ただでさえ出番が少ないというのに、ついに戦力外通告かしら。ま、納得っちゃ納得だけれども(笑)。

帰宅した心氏に、その旨聞いてみると…

「あ、僕二回戦、出なかったから、いるはずないよ。」とあっさり。

「ど…どうした?」

「あのさ、僕、救護係に立候補したって言ったでしょ?」あ、そうね。親的には見応えのある応援団に立候補してほしかったけれども。

「一回戦でね、引きずられてすりむいちゃった子がいて、これは僕の出番だと思ってすぐに保健室に連れてったんだ。」

「あ…そ…。」人数が減るほど不利なんだからとりあえず休ませといて連れていくのは二回戦終わってからでもよかったのでは…。と言うのを、ぐっとこらえて顔を見合わせた私達夫婦なのでした。

まぁ何はともあれ、今年も心氏の赤組が優勝したということなので、ヨシとしましょうか。全然貢献してないくせに、小学校の5年間、心氏は毎年自分のいるチームが優勝しているのだそうです(笑)。
そして、徒競争で初めてとった二等賞。今年の運動会は、私達家族にとって、とても感動的で、思い出深い出来事となりました。

後日

ランドセルの中から、“運動会を振り返って”という作文が出てきて。
1位だったのに最後の最後で抜かれてしまった徒競争のことが、さぞかしドラマティックに書かれているのだろうと開いてみると…

そんなことにはちっとも触れず

最後はこんな一文でしめられていました。


“今までやったことがなかったけれど、今回の運動会は消毒の仕方を覚えられて良かったです。”


…ヤル気スイッチきみのはどこにあるの?